国連グテーレス事務総長 ロシア併合を強く非難[2022/09/30 04:58]

 ロシアがウクライナの4つの州をロシアに編入する手続きを進めていることを受けて、国連のグテーレス事務総長は「国際社会が守るべきものすべてに反している」と強く非難しました。

 グテーレス事務総長:「国際社会が守るべきものすべてに反している。国連の目的と原則に背く行為で、危険なエスカレーションである。現代社会にはふさわしくないし、決して容認してはならない」

 29日、国連のグテーレス事務総長はロシア編入についてこのように強く批判しました。

 そのうえで、「ロシアは安全保障理事会の常任理事国の一つで、国連憲章を尊重する特別な責任がある。併合を進めるいかなる決定も、法的な価値はなく、非難に値する」と述べました。

 ロシアに編入する条約の調印式は30日に行われる予定で、プーチン大統領の演説も行われる見通しです。

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