朝鮮半島の伝統芸能を披露 日朝関係の打開を訴え[2022/09/30 09:38]

 朝鮮半島の伝統芸能を披露する催しが都内で開かれました。

 日本朝鮮文化交流協会結成50周年を記念した公演で、日本で生まれ育った在日コリアンが中心の金剛山歌劇団が熱演しました。

 会場には日本人のほか、在日朝鮮人らも集まり、ほぼ満席でした。

 朝鮮半島の民族楽器・チャンセナプの奏者、崔永徳(チェ・ヨンドク)さんがウクライナでも撮影された映画「ひまわり」のテーマソングを演奏すると、ひときわ、大きな拍手が沸き起こっていました。

 公演を企画した日本朝鮮文化交流協会の理事長・柳澤徳次さんは「日朝関係は今、厳しい情勢にあるが何とかして友好交流を深めていきたい」と述べ、民間交流を通じた日朝関係の打開を訴えました。

 金剛山歌劇団による公演は、全国各地で行われることになっています。

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