韓国大統領の支持率が過去最低の24%に “暴言疑惑”影響か[2022/09/30 12:14]

 バイデン大統領との歓談後の暴言疑惑が波紋を広げている韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の支持率が過去最低の24%となりました。

 世論調査会社「韓国ギャラップ」が30日に発表した尹大統領の最新の支持率は、前週から4ポイント下がり過去最低に並ぶ24%となりました。

 21日のバイデン大統領との会談後に「この野郎ども」などと発言したとする報道が影響したとみられ、否定評価の理由でも「外交」が17%で最も多く「発言不注意」も8%となりました。

 暴言疑惑を巡っては、責任を問われた外相の解任決議案が国会で可決されるなど波紋が広がっています。

 また、日韓関係を巡っては「日本の態度変化がなければ、急いで改善する必要はない」とする人が64%で「韓国側が一部、譲歩してでも早く改善しなければならない」とした26%を大きく上回りました。

 政権支持率の低下とともに国内世論も厳しい目を向けていて、日韓関係の改善を目指す尹大統領にとっては強い逆風が吹いています。

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