死者は174人に 圧死や窒息死で犠牲増える インドネシア・サッカー暴動[2022/10/02 18:55]
インドネシアのサッカー場で試合後に暴動が起き、174人が死亡、100人以上がけがをしました。
現地メディアによりますと、1日、東ジャワ州のスタジアムで開催されたサッカーの決勝戦で負けた地元チームのサポーターが腹を立ててグラウンドになだれ込み、暴れ出しました。
警察が鎮圧のために催涙ガスを使ったところ、多くの人が出口に殺到し、大混乱になったということです。
これまでに警察官2人を含む174人が死亡したほか、100人以上がけがをしました。
死亡した人の多くは窒息死や圧死とみられています。
スタジアムの外でも警察車両が壊され、放火されたとみられる車が横転していました。
試合には2人の日本人選手が双方のチームから出場していて、決勝ゴールを決めたのは日本人選手でした。
現地の日本総領事館によりますと、これまでに日本人が巻き込まれたとの情報はないということです。