北朝鮮が2発の短距離弾道弾 米空母の動きに反発か[2022/10/06 07:50]

 韓国軍は北朝鮮が6日午前6時すぎ、日本海に向けて弾道ミサイル2発を発射したと発表しました。

 韓国軍によりますと、北朝鮮は午前6時1分ごろから23分ごろにかけ、平壌北部の三石(サムソク)一帯から日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射したということです。

 飛距離や高度などは、アメリカと韓国の情報当局が分析中です。

 先月25日以降、北朝鮮は異例のペースで弾道ミサイルの発射を繰り返していて、4日には「火星12」とみられる中距離弾道ミサイルを日本列島を越える形で発射しています。

 日本海では、先月末に自衛隊や韓国軍と合同訓練を行ったアメリカの原子力空母「ロナルド・レーガン」が5日から再び展開し、韓国軍関係者によりますと、今月6日に日米韓での合同訓練を再び行う予定です。

 これに対して北朝鮮外務省は6日、「我々はアメリカが朝鮮半島水域に空母打撃群を再び引き入れ、厳重な脅威を与えていることを注視している」と声明を出していて、今回の発射もこの動きへの反発とみられます。

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