バイデン大統領 半導体の米国内投資拡大を歓迎 対中国念頭[2022/10/07 12:40]

 投資拡大を歓迎し、中国との競争上、政府の支援で半導体産業を支えていくことの重要性を訴えました。

 バイデン大統領:「我々が世界の製造業をリードできないと、どこに書いてあるんでしょう。サプライチェーンはここアメリカで始まりアメリカで終わる。これは冗談ではない」

 ニューヨーク州にあるIBMの工場を訪れたバイデン大統領は、IBMが今後10年間でアメリカ国内での半導体の生産などに200億ドル=日本円で2兆9000億円を投資すると発表したことを歓迎しました。

 アメリカでは8月に国内での半導体の生産や研究開発などに520億ドル=日本円にしておよそ7兆6000億円を投じる法律が成立しています。

 バイデン大統領は、この法律が議会で通過しないよう中国がロビー活動を行ったと指摘したうえで、政府が企業に補助金を出して、国内での半導体生産を支援することで、アメリカの安全保障を損なう中国への投資をさせないようにすると述べました。

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