【ノーベル平和賞】チハノフスカヤ氏 人権問題に対する世界の「意識変化」に期待[2022/10/08 07:13]
ベラルーシの人権活動家らがノーベル平和賞に選ばれたのを受け、ベラルーシの反体制派、チハノフスカヤ氏は世界の意識が変わることに期待を示しました。
今年のノーベル平和賞には、ベラルーシの人権活動家ビアリアツキ氏とロシアやウクライナの人権団体が選ばれました。
ベラルーシのルカシェンコ政権への抗議を続けるチハノフスカヤ氏は7日、ビアリアツキ氏を「真のヒーローだ」と称えました。
さらに、ロシアも含めて「2人の独裁者に対する戦いは全世界の民主主義のための戦いだ」と訴えました。
また、受賞により人権問題に世界の関心が集まることに期待を示しました。
チハノフスカヤ氏:「平和賞自体は社会を変えません。この賞が変えられるのはベラルーシでいまだ続いている問題に対する世界の意識です」
ベラルーシでは、ビアリアツキ氏のほか、チハノフスカヤ氏の夫も身柄を拘束されていて、政権に批判的な市民への弾圧が続いています。