イランで抗議デモが拡大している問題で、きっかけとなった死亡女性の検視報告書の内容が報じられました。死因は「脳の酸素不足による多臓器不全だった」としています。
イランの国営通信社は7日、風紀警察に逮捕されて急死したマフサ・アミニさんの検視報告書の内容を報じました。
死因は「頭部などの打撲ではなく、脳の酸素不足による多臓器不全だった」としています。
基礎疾患があったとも伝えています。
アミニさんの父親は遺体に打撲の痕があったと主張していますが、報告書には女性が負傷していたかどうかの記述はありませんでした。
頭にかぶるヒジャブを適切に着用していなかったとして逮捕されたアミニさんの死をきっかけに、イラン各地で抗議デモが行われています。
広告