共産党大会控え感染対策厳戒 観光客が足止めでトラブルも 中国[2022/10/08 15:20]

 中国では国慶節の大型連休が終わりましたが、観光地で新型コロナの感染者が見つかり、コロナ対策を理由に観光客が足止めされて帰宅できないなど混乱が生じています。

 中国・雲南省の観光地「シーサンパンナ」の空港で、5日に撮影されたとみられる映像です。

 市内で5人の感染者が確認されたことで厳しい移動制限が始まり、現地を離れることができなくなった観光客と銃を持った当局関係者とでトラブルになったということです。

 また、映画「アバター」の舞台として有名な世界遺産の張家界でも感染者が1人確認され、6日に一部地域の封鎖が始まりました。

 共産党大会の開催を16日に控える北京市は、感染者が確認された地域との往来を厳しく制限していて、市民が旅行先から戻れない事態も発生しています。

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