ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領がカザフスタンの首都アスタナで会談しました。プーチン氏は会談の冒頭、トルコ経由でヨーロッパに天然ガスを送る考えを強調しました。
エルドアン氏はロシアとウクライナの停戦交渉の仲介に意欲を示していますが、会談の冒頭では2人ともウクライナについて触れませんでした。
停戦交渉を巡ってはロシア側は対話の用意はあるとするものの、キーウ市内をはじめウクライナ全土への攻撃を強めています。
ウクライナのゼレンスキー大統領は「プーチン氏とは交渉しない」と明言していて対話の機運は見えてきません。
エルドアン氏はプーチン氏とゼレンスキー氏双方と話ができる数少ない首脳の1人で、停戦交渉の開始に向けて今後も接触を図っていくとみられます。
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