経済政策で混乱…英トラス政権の支持率7%まで低下 辞任論高まる[2022/10/19 11:27]

 経済政策で混乱が続くイギリスのトラス政権の支持率が、発足からわずか1カ月ほどで7%と記録的な低さとなり、辞任論が高まっています。

 イギリス国民:「首相としての時間は長くないと思う。すでに『前首相』とみられているが、彼女はまだ気付いていないようだ」

 18日公表の世論調査では、トラス政権を「支持する」と答えたのはわずか7%で、77%が「不支持」でした。

 トラス政権は先月6日に発足したばかりですが、肝煎り(きもいり)の減税政策が歴史的なポンド安など経済の混乱を招き、わずか3週間でほぼすべてを撤回しました。

 次の首相には、辞任したばかりのボリス・ジョンソン氏を求める声が32%と最も高くなっています。

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