イギリスの9月の消費者物価指数 再び10%超上昇[2022/10/19 15:55]

 イギリスの9月の消費者物価指数は10%余りの上昇となりました。エネルギー価格の高騰などが要因です。

 イギリス国家統計局は今月19日、先月の消費者物価指数が去年の同じ月に比べて10.1%上昇したと発表しました。

 7月に続いて再び10%を超え、約40年ぶりの高水準となりました。

 トラス首相は物価高騰対策として先月、大胆な減税政策を打ち出しましたが、ポンド安などの経済混乱を招き、ほぼすべて撤回しています。

 ロンドン市内ではフィッシュ&チップス専門店が光熱費や仕入値の高騰を受け、今年に入って20%値上げしました。庶民の味のはずが、1皿が日本円で約1800円もするなど家計を苦しめています。

こちらも読まれています