中国外務省高官「習近平外交」の成果強調[2022/10/20 16:35]

 共産党大会に合わせて中国外務省の高官が「習近平外交」の成果をアピールし、アメリカのペロシ下院議長の台湾訪問についても「外国勢力の干渉を断固牽制(けんせい)した」と強調しました。

 中国外務省の馬朝旭外務次官は20日、外交に関する会見で8月にアメリカのペロシ下院議長が台湾を訪問したことに触れ、「有力な反撃で台湾独立の動きに反対し、外国勢力の干渉を断固として牽制した」と述べました。

 さらに「台湾当局と、いわゆる国交があった9つの国を勝ち取った」として外交成果を誇示しました。

 また、欧米などからあがる新疆ウイグル自治区で少数民族への人権侵害があるとの批判については「我々は真実と真相で政治的なたくらみを打ち負かした」と主張しました。

 そのうえで「教師面をした偉そうな説教は絶対に受け入れない」と牽制しています。

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