韓国・尹大統領が国会で施政方針演説 日本との安保協力の重要性言及[2022/10/25 12:42]

 韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は国会で施政方針演説を行い、北朝鮮の脅威を念頭に日米韓での安保協力の重要性を強調しました。

 尹大統領は25日の演説で、北朝鮮の度重なる弾道ミサイル発射を「安保理決議違反で国際社会への挑戦だ」と非難しました。

 そのうえで「核の先制使用を表明するだけではなく、7回目の核実験の準備も終えたと判断できる」と述べ、核の脅威をちらつかせる金正恩総書記に危機感を示しました。

 また、国民向けには「韓米防衛態勢と韓米日安保協で対北抑止力を強化する」と強調し、日本との安保協力の重要性にも言及しました。

 一方、韓国では最近野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表がこうした与党の姿勢を「極端な親日国防だ。日本軍が朝鮮半島に進駐し旭日旗が再び掲げられる日が来かねない」などと批判するなど、大統領選挙中と同じく反日的な発言を繰り返しています。

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