米アマゾン施設に日本メディア初取材 配送用ドローン公開[2022/11/11 11:52]

 アメリカの通販大手アマゾンの技術開発をする施設に日本メディアが初めて入り、最新のロボットやまもなく運用が始まる配送用のドローンなどが公開されました。

 10日にアマゾンが公開したこの最新のロボットは特定の商品を識別して取り出し、箱の空いているスペースに仕分けすることができます。

 ここは去年アメリカ・ボストンに完成した施設で、最新技術の研究開発が行われているほか、1年で33万台のロボットが製造されます。

 日本のメディアが入ったのは初めてです。

 アマゾンは年内にテキサス州とカリフォルニア州の一部の地域で始める配送サービスのドローンも公開しました。

 運べるのは2.2キロ未満の荷物で、注文から1時間以内に届けることを目指します。

 今後カバー範囲を広げて10年以内に年間5億個の荷物をドローンで届けられるようにしたいということです。

 現在、アマゾンでは商品の配達までの過程の75%にロボットが関わっていますが、人に負担が掛かる動作などの自動化をさらに進めていきたい考えです。

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