【培養肉】米食品医薬品局 “ヒトの食用”としての販売を認可[2022/11/18 13:40]

 アメリカ政府が動物の細胞から培養した肉製品を、初めてヒトの食用として認可しました。

 FDA=アメリカ食品医薬品局は16日、鶏の細胞から培養した肉を製造しているアップサイド・フーズに対して、ヒトの食用として一般に販売することを初めて許可しました。

 農務省の製品検査を受けたうえで発売できるようになります。

 FDA長官は「培養肉をヒトが食べても安全だという同社の結論にもはや疑問はない」と認可の理由を説明しました。

 今後、他社製品についても随時認可していく方針です。

 家畜の飼育が温室効果ガスを排出することが指摘されていて、代替肉への需要に注目が集まっています。

こちらも読まれています