ロシア軍のミサイル攻撃でウクライナ各地で停電[2022/11/24 01:50]

 ロシア軍はウクライナにある原発などインフラ施設を狙ったとみられるミサイル攻撃を行い、首都キーウなど各地で電力や水の供給ができない状態になっています。

 ウクライナメディアによりますと、キーウでは23日、ロシア軍によるとみられるミサイル攻撃で電力施設などが損傷を受けて停電が起きているほか、水道も止まっているということです。

 インフラ施設へのミサイル攻撃はウクライナ全土へ行われ、西部のリビウや南部オデーサなどでも停電が伝えられています。

 ウクライナからの電力供給に頼る隣国のモルドバでも全土で停電しているということです。

 また、ウクライナの原子力企業エネルゴアトムによりますと、ロシアによる一連の攻撃で、ウクライナ国内4カ所の原子力発電所では所内で必要な電源が途絶えたため発電ができない状態になっています。

 いずれの原発でも現時点で放射線漏れなどの異常は起きていないということです。

こちらも読まれています