米の空港利用者コロナ後最多もインフレで伸び悩む[2022/11/30 07:13]
アメリカの感謝祭休暇の空港利用者数が新型コロナウイルスのパンデミックが起きて以降、最も多くなったことが分かりました。ただ、インフレの影響を受けて元の水準には戻りきっていません。
TSA=アメリカ運輸保安局によりますと、感謝祭休暇の最終日、27日にアメリカ国内の空港を利用した人の数は256万人でした。
新型コロナウイルスのパンデミックが起きてから最多となりましたが、パンデミック前の2019年の288万人には及びませんでした。
アメリカの大手旅行代理店によりますと、今年の11月20日から24日の航空運賃の平均価格は去年に比べて43%高かったということです。
専門家は航空会社が便数を減らしていることで航空券の価格が高騰し、さらにインフレによる家計の圧迫で利用者数が伸び悩んだと分析しています。