参議院の人権決議に中国外務省「偽情報」と反発[2022/12/05 18:30]
参議院で中国の人権状況に「深刻な懸念」を示す決議が採択されたことに対し、中国外務省は「決議は偽情報に満ちあふれている」と反発しました。
5日、参議院本会議で採択された決議は「新疆ウイグル自治区やチベット自治区などで信教の自由への侵害や強制収監を始めとする深刻な懸念が示されている」と指摘しました。
そのうえで「当該国政府が説明責任を果たすよう強く求める」と強調しています。
これについて、中国外務省は5日の会見で「決議は偽情報に満ちあふれ、内政に干渉している」と主張しました。
また、日本側に「厳正に申し入れを行った」と明かし、「中国のイメージを損害させる企みは失敗に終わる」と批判しています。