日本の防衛費増額方針に中国政府「非常に危険」[2022/12/06 21:00]

 日本政府が2023年度から5年間の防衛費の総額を約43兆円へと大幅に増額することについて、中国外務省は「地域の緊張をあおり、非常に危険だ」と主張しました。

 政府は防衛装備品の調達目標などを定める「中期防衛力整備計画」に2023年度から5年間の防衛費の総額を約43兆円にすることを盛り込む方針です。

 こうした動きについて、中国外務省は6日の会見で「日本の防衛予算は10年連続で増加している」と指摘したうえで「地域の緊張を煽り非常に危険だ」と批判しました。

 また、日本に対して「平和の道を堅持できるか強い疑問を持たざるを得ない」と述べたほか、アジアへの侵略の歴史を例に挙げて「軍事領域で言動を慎むべきだ」と強調しています。

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