米トランプ氏一族の企業 脱税などで有罪の評決 大統領選に影響へ[2022/12/07 10:07]

 アメリカのトランプ前大統領の一族が経営する企業に対して、脱税など17の罪で有罪の評決が出ました。トランプ氏が出馬表明した次の大統領選挙に影響が出そうです。

 AP通信は6日、「トランプ・オーガニゼーション」に属する2社が15年間にわたって役員報酬の脱税など17の不正行為をした罪で陪審員による有罪の評決を受けたと報じました。

 来年1月中旬に下される判決で最大で161万ドル=およそ2億2000万円の罰金が科される可能性があるということです。

 「トランプ・オーガニゼーション」の不正を巡っては、起訴されたトランプ氏の金庫番とされる幹部のワイゼルバーグ氏が検察との司法取引の末、自身の孫の学費や高級アパートの家賃など個人的な出費を会社の経費として計上していたことなどを証言していました。

 トランプ氏本人は起訴の対象ではないものの出馬を表明している次の大統領選挙に影響が出そうです。

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