中国“インターネット流行語”発表 「栓Q」「退!退!退!」[2022/12/13 15:29]

 中国メディアが2022年に国内のSNSをにぎわせた言葉「10大インターネット流行語」を発表しました。

 上海の政府系メディアは2022年の「10大インターネット流行語」を独自に集計し、発表しました。

 ロックダウンの際に団体購入するためのリーダーを示す「団長」という言葉や「ありがとう」という意味ではなく「どうしようもない」「返す言葉もない」といった状況を表すために使われた「栓Q」などが選ばれました。

 市民:「栓Qですね。職場の友達とふざける時に使います」

 なかでも動画サイトなどで多く拡散されたのが「退!退!退!」という言葉でした。

 市民:「退!退!退!」

 この言葉は「下がれ!下がれ!下がれ!」という意味で、他人の駐車場で無許可でものを売っていた女性が営業をとがめられたことに対して思わず発したものです。

 この女性の特徴的な動きを取り入れたダンス動画が拡散されたほか、新型コロナウイルスに対して「退散せよ!」という意味合いで使われ、中国全土で大流行しました。

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