NZ議会 紙巻きたばこ“生涯禁止”法案を可決[2022/12/13 22:16]

 ニュージーランドの議会が紙巻きのたばこについて2009年以降に生まれた人は一生、吸えなくする法案を可決しました。たばこを対象者に売った場合、最高で1300万円の罰金が科されることになります。

 13日に可決された法改正案は2009年以降に生まれた人を対象に紙巻きたばこを一生、吸えないようにするものです。

 2009年生まれ以降の人にたばこを売った場合には最高で15万ニュージーランドドル、日本円でおよそ1300万円の罰金が科されます。

 たばこを譲り渡した場合も5万ドル=およそ440万円の罰金となるということです。

 また、たばこを売る店も来年末までに現在の6000軒から600軒へ大きく減らします。

 ただし、電子たばこなどは容認されるということです。

 ニュージーランド政府は2025年までに「たばこのない国」を目指していて、喫煙を国家レベルで禁止するのは初めてとみられています。

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