中国 新型コロナ感染で37歳の元プロサッカー選手死亡 規制緩和もSNSに不安の声[2022/12/14 13:55]

 ゼロコロナ対策の突然の緩和に踏み切った中国で新型コロナウイルスに感染した37歳の元プロサッカー選手が死亡し、SNSなどでは不安が広がっています。

 中国メディアは13日、遼寧省瀋陽市で元プロサッカー選手の王若吉さんが新型コロナの感染に伴う糖尿病の悪化で死亡したと伝えました。

 ワクチンを接種していたかどうかは明らかになっていません。

 王さんが亡くなったことを受けてSNS上では「新型コロナは風邪ではない」「これは始まりに過ぎないのか」などと不安の声が広がっています。

 一方、中国政府で新型コロナ対策を指揮してきた孫春蘭副首相は13日、感染が拡大している北京の発熱外来や薬局などを視察しました。

 北京の重症者数は50人に上ると明らかにしたうえで「重点を感染対策から医療に移さなければならない」と強調しました。

こちらも読まれています