米政府 ウクライナに迎撃ミサイル「パトリオット」供与へ最終調整[2022/12/15 12:14]

 ウクライナの防空能力強化のため、アメリカ政府が、迎撃ミサイル「パトリオット」の供与に向けた最終調整に入ったことが分かりました。

 ロイター通信は13日、複数のアメリカ政府関係者の話として、バイデン政権がウクライナに対し、迎撃ミサイル「パトリオット」の供与に向けた最終調整に入ったと明らかにしました。

 パトリオットはアメリカがウクライナに供与する最も先進的な対空ミサイルシステムで、早ければ今週中にも正式発表される見通しだということです。

 これに対し、ロシアのペスコフ報道官は14日、「現時点では未確認の情報に過ぎない」と述べたうえで、パトリオットが供与された場合には「『間違いなく』ロシアの標的になる」と対抗する考えを示しました。

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