南米ペルーの全土に拡大しているデモで、これまでに17人が死亡し、500人近くがけがをしていて、依然として観光地などでの足止めも続いています。
地元メディアによりますと、ペルーで激化しているカスティジョ前大統領が逮捕されたことへの抗議デモで、16日までに少なくとも17人が死亡しました。
けがをした人は民間人で250人、警察官で216人と、合わせて500人近くに上っています。
また、多くの観光客が足止めされているマチュピチュへは鉄道でしか入ることができませんが、デモの影響で運行を停止しているため、現地での食料不足が深刻化しています。
マチュピチュの村長はCNNの取材に対し、「ペルー政府に対して援助と観光客の移送のためのヘリコプターを要請している」と明かしています。
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