W杯決勝でメッセージを…ゼレンスキー大統領の要請をFIFA拒否[2022/12/17 07:05]

 ウクライナのゼレンスキー大統領がサッカーワールドカップカタール大会の決勝戦で平和のメッセージを発信したいと要請したところ、FIFAが拒否したと一部メディアが報じました。

 CNNによりますと、ゼレンスキー大統領は18日の決勝戦が始まる前のスタジアムで世界平和についてのビデオメッセージを発信したいとFIFA=国際サッカー連盟に打診しました。

 しかし、FIFAはそれを拒否し、実現させるかどうかの話し合いがまだ続いているということです。

 CNNがFIFAにコメントを求めましたが、現時点で回答は得られていません。

 カタール大会を巡っては差別撲滅を訴える腕章の着用が禁じられたり、外国人労働者への人権侵害などへ批判が相次ぎましたが、FIFAのインファンティノ会長は会見で、「問題を忘れてサッカーを楽しめる瞬間を提供しなければならない」として、いくつかの「政治的発言」を止めたとコメントしていました。

こちらも読まれています