「蒙牛」サッカー大会最高峰の舞台で猛アピール 上位スポンサーに中国企業4社[2022/12/17 14:22]

 まもなく決勝戦を迎えるFIFAワールドカップカタールでは、世界でのサッカー人気と中国国内市場への影響力を見越して上位スポンサーのうち、中国企業が4社を占め、国別では最多となっています。

 「内モンゴルの牛乳」を意味する中国乳製品大手の「蒙牛」グループは2018年のロシア大会に続き、今大会ともスポンサー契約を結びました。

 中国でサッカーの人気が高く「蒙牛」はワールドカップの中継などを通して、国内の消費者向けに自身のブランド力をアピールしています。

 蒙牛グループスポーツマーケティング・孫軍ゼネラルマネージャー:「W杯はスポーツ大会の最高峰なので、我々『蒙牛』のブランド力を高める優れた舞台だと思います」

 「蒙牛」はまた、国営企業として中国政府と協力し、蹴鞠などの中国文化を宣伝する役割も果たしていると担当者が話します。

 今回のワールドカップではほかにも、不動産事業などを展開する「万達(ワンダ)」グループや家電大手の「Hisense」などスポンサー14社のうち、中国企業が4社と国別で最多となっています。

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