台湾 金門島と中国大陸の往来「期間限定で解禁」[2022/12/22 18:49]

 台湾当局は、中国本土に近い金門島などの離島と中国大陸との間を、船で往来することを期間限定で解禁すると発表しました。

 台湾が実効支配する金門島と中国の厦門市の間には、新型コロナが流行する2020年2月の前まで台湾海峡を超えて往来するための定期船が運航していました。

 台湾当局は22日、来年の春節の前後にあたる1月7日から2月6日までの間、往来を認めると発表しました。

 対象は金門島や、その周辺地域に戸籍を持つ住民などに限定するということです。

 金門島周辺には中国大陸に実家がある住人も多く、3年ぶりに「里帰り」する人が増える見通しです。

 台湾当局は「このプロジェクトがポストコロナの両岸の人々の交流の起点になることを期待する」と述べています。

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