国防省信じず?プーチン氏盟友のキリル総主教“聖職者を動員しないよう法律に明記を”[2022/12/23 19:14]
ロシア正教会のキリル総主教が聖職者の動員の延期を求めました。
プーチン大統領の盟友とされるキリル総主教は23日、聖職者を動員しないよう法律に明記するべきだと訴えました。
国防省とロシア正教会は聖職者が職務についている間は動員はされないことで合意したとしています。
しかし、キリル総主教はこれらの合意が法律で明記されるべきだと主張していて、独立系メディアは「キリル総主教は国防省を信用していない」などと報じています。
プーチン大統領は、追加で動員する必要はないなどと繰り返し述べていますが、ロシア国内では、年明けにも新たな動員が行われる可能性が指摘されています。
一方、キリル総主教は「ウクライナとの戦争に参加することはすべての罪を洗い流す」などと述べました。