“北の無人機”ソウル付近まで侵入 韓国軍は撃墜できず[2022/12/26 20:01]

 韓国軍は韓国上空に侵入した北朝鮮のものとみられる無人飛行機について、ソウル近くまで飛行し、その後、北朝鮮に戻ったと明らかにしました。

 韓国軍によりますと、26日午前に韓国上空への侵入が確認された北朝鮮のものとみられる無人機は2メートルほどで、過去に回収された北朝鮮の無人機に似ていたということです。

 1機はソウル付近などを約3時間飛行し、その後、北朝鮮側に戻り、他4機が仁川(インチョン)市江華島(カンファド)上空を飛行し、その後、行方が分からなくなったということです。

 韓国軍は攻撃ヘリから100発余りの射撃を行いましたが、撃墜はできていません。

 韓国軍はまた、対抗措置として偵察機を北朝鮮上空に侵入させ、軍事施設の撮影などを行っています。

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