中国 1月8日から入国時の隔離措置撤廃へ 感染症としての扱い引き下げ[2022/12/27 02:00]

 中国の衛生当局は来年1月8日から新型コロナウイルスの感染症としての扱いを引き下げると発表しました。入国時の隔離などが不要となります。

 中国の国家衛生健康委員会は今月26日に、来年1月8日から「新型コロナ肺炎」を「新型コロナ感染症」と改名し、扱いを引き下げると発表しました。

 新型コロナに感染しても隔離は行わず、濃厚接触者についても判定しません。

 また、中国への入国時に最大8日間、必要とされていた隔離措置はなくなり、出国前の48時間以内のPCR検査の陰性証明だけで入国できます。

 現在は制限されている中国人の海外旅行についても「秩序だって回復させる」としています。

 一方で、感染対策として高齢者のワクチン接種率の向上や農村の医療体制の強化などを挙げています。

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