米大統領 議会襲撃から2年で演説[2023/01/07 08:21]

 アメリカ議会襲撃事件から2年を迎え、バイデン大統領は党派の対立を念頭に、民主主義を守り抜くには協力が必要だと強調しました。

 おととし1月6日、バイデン氏の大統領就任を最終決定する手続きが行われている最中、トランプ前大統領の支持者らが議事堂に乱入した末に5人が死亡しました。

 この日から2年となる6日、バイデン大統領は当時、警備にあたった警察官ら12人を称え、バイデン政権では初となる大統領市民勲章を授与しました。

 バイデン大統領:「あの日、あなた方は一線を守り抜いた。その先にあったのは我々の民主主義だ。歴史はあなた方の名前を記憶することになるだろう」

 バイデン大統領はまた、「1月6日は我々の民主主義が保障されたものではないと思い知らされる日だ」と述べ、党派を超えて協力しともに守り抜くことが重要だと訴えました。

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