ブラジルのボルソナロ前大統領がアメリカ国内の病院に入院していることが分かりました。
ブラジルのボルソナロ前大統領の妻は9日、インスタグラムでボルソナロ氏が腹痛が原因で入院し、症状の観察が続けられていると明らかにしました。
ロイター通信によりますと、ボルソナロ氏が入院する病院はアメリカ・フロリダ州にあり、家族は症状については「心配ない」と話しているということです。
ボルソナロ氏は去年10月の大統領選挙で僅差でルラ氏に敗れたものの、「不正があった」などと主張し、選挙結果を受け入れないままアメリカへ渡っていました。
ボルソナロ氏を支持する声はブラジル南部を中心に根強く残っていて、首都ブラジリアでは8日、暴徒化した支持者が大統領府などを一時占拠するなど国内の分断が改めて浮き彫りになっています。
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