米バイデン大統領　ブラジルのルラ大統領と電話会談　襲撃事件を非難

　アメリカのバイデン大統領はブラジルのルラ大統領と電話で会談し、首都ブラジリアで起きた連邦議会などへの襲撃事件を非難しました。

　ホワイトハウスによりますと、バイデン大統領は9日の電話会談で、ボルソナロ前大統領の支持者らが連邦議会や大統領府などを襲撃したことについて、民主的な制度や平和的な政権交代への攻撃だと非難しました。

　そのうえで、ブラジルの民主主義とルラ大統領を選んだ国民の自由な意思へのアメリカの揺るぎない支持を伝えました。

　両首脳はブラジルが直面している気候変動や経済開発などの課題で、緊密に連携していくことを確認したほか、ルラ大統領が来月初旬にワシントンを訪問することでも一致しました。