「XBB」感染力強いが重症度変化みられず WHO[2023/01/12 02:43]

 WHO=世界保健機関は新型コロナウイルスのオミクロン株の派生型「XBB.1.5」について、感染力はより強いものの重症度に変化は見られないと述べました。

 「XBB.1.5」は現在、アメリカで感染者の3割ほどを占めているとみられ、日本でも4件確認されるなど世界的な感染の拡大が懸念されています。

 WHOは11日、「XBB.1.5」は免疫を回避する力があり、他の派生型より感染力が強いと述べました。

 一方で重症度の変化は確認されていないということです。

 また、中国の死者数など感染状況の実態把握が難しくなるなか、各国に対し、ウイルスの解析データや死者数などの共有を改めて求めました。

 年齢別、性別の死者数を報告している国も3割に満たないということです。

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