アメリカの航空システムに大規模な障害が発生し、国内線のすべての便の離陸が一時停止した問題で、航空当局はデータファイルの破損が原因だとする予備調査の結果を公表しました。
アメリカ国内では11日、航空機の運航に危険が及ぶ情報をパイロットに伝えるシステムに不具合が生じ、これまでに少なくとも1万便以上が遅延し、1300便以上が欠航しています。
原因の調査を進めるアメリカ連邦航空局は、予備調査の結果として「データベースファイルの破損が原因であることが判明した」と明らかにしました。
これまでのところ、サイバー攻撃の証拠は見つかっていないとしています。
ロイター通信によりますと、ユナイテッド、デルタ、アメリカンなどの主要航空各社は12日にはオペレーションがほぼ復旧する見通しだということです。
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