台湾陸軍 敵に制圧された基地奪還を想定した訓練を公開[2023/01/12 17:34]

 台湾軍が敵に制圧された基地の奪還を想定した訓練を行いました。「台湾有事」を想定した実戦的な演習となっています。

 台湾陸軍が公開した「春節前戦闘準備強化」訓練の映像です。訓練は赤い帽子をかぶった「敵軍部隊」にヘリで強襲され、基地を制圧されたという想定で始まりました。

 台湾陸軍は無人偵察機で状況を確認し、煙幕を張ったうえで、装甲車や戦車で敵軍に近付き攻撃するなど「実戦」を想定した演習が行われました。

 台湾海峡を巡っては、日米の外務・防衛担当の閣僚会議「2+2」が行われ、南西諸島の防衛体制の強化が発表されました。

 台湾当局は「日米両政府の新たな支援を歓迎したい」と述べ、日米との連携を強化したい考えを示しました。

こちらも読まれています