中国のゼロコロナ政策が予想より早く撤回されたとして、アメリカメディアが今年の中国の経済成長率の見通しを5.8%に上方修正しました。
ブルームバーグは19日、中国のゼロコロナ政策が予想より早く撤回されたうえ、この数週間に中国の多くの地域で感染のピークを迎えたとみて、2023年の経済成長率の見通しを5.8%に引き上げました。
去年11月の予想ではゼロコロナ政策は今年半ばまで維持されるとみて、成長率を5.1%としていました。
また、エコノミストに調査した結果、1月から3月の成長率は2.5%となる一方、4月から6月には6.8%になると予想していて、1月から3月にかけては「急成長への移行期として痛みに耐える必要がある」との指摘も紹介しています。
中国の国家統計局は17日、2022年の成長率について政府目標を大幅に下回る3.0%と発表しました。
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