「気球の残骸返還すべき」フランス駐在の中国大使[2023/02/08 16:56]
フランスに駐在する中国大使がアメリカが撃墜し回収を進めている気球の残骸について、中国に返還すべきとの考えを示しました。
盧沙野在フランス中国大使は6日、中国が気象用と主張する気球について、フランスのテレビのインタビューに応じました。
そのなかで盧大使は、アメリカが気球は中国の偵察用のものとしたことについて「両国の間に信頼関係がないからかもしれない」と述べました。
また、アメリカは当初中国の説明に理解を示していたとしていて、撃墜したことに「本当に驚いた」とコメントしています。
また、アメリカ軍が残骸の回収を進めていることについて「中国の財産だから中国に返すべきだ思う」と強調しました。