米上院議員 農業分野での日米協力の継続を強調[2023/02/21 18:05]

 来日中のアメリカのタミー・ダックワース上院議員は21日、エマニュエル駐日大使とともに大使公邸で会見し、農業分野での日米協力の継続が重要だと調しました。

 ダックワース上院議員は去年のアメリカから日本への農産物輸出額が過去最高を記録したことを受け、「日米の同盟関係は非常に多くの分野にまたがっている」と述べたうえで「日本とアメリカは農業の分野で強固な関係を築いており、実際、農産物の輸出入はそのような関係を長期的に確立するものである」と日米の農業分野での関係の重要性を強調しました。

 農業を経済の基盤とする中西部・イリノイ州から選出されているダックワース上院議員は「イリノイ州は農業などの中心地であり、日本と協力して互いに投資し合う準備ができている」と述べ、日本との輸出入をより活発化させる意欲を示しました。

 アメリカ農務省によりますと、2022年のアメリカの日本への農産物輸出額は1460億ドル、約20兆円で、乳製品や牛肉、大豆などそれぞれの分野で過去最高額を記録しています。

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