ロシア国防省「ウクライナのドローン撃墜」 国内各地で無人機見つかったとの報道も[2023/02/28 21:43]
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ロシア国防省がウクライナのドローン撃墜を発表しました。各地で無人機が見つかったとの報道もあり、ウクライナが攻撃した可能性が出ています。
ロシア国防省は28日、ウクライナとの国境に近いクラスノダール地方とアディゲ共和国でウクライナのドローンを撃墜したと発表しました。
独立系メディアなどは国防省の発表以外にもロシア国内の3つの地域で無人機が発見されたと報じたほか、モスクワ州知事は28日、首都モスクワ郊外のガス関連施設の近くでも無人機が墜落したと明らかにしました。
また、北欧に近いサンクトペテルブルクでは正体不明の飛行物体が見つかったとして空域が一時、封鎖されました。
ロシア国防省は訓練だったと説明しましたが、多くの旅客機が急きょ、引き返すなどの混乱が生じています。
原因は不明なもののロシア南部トゥアプセの石油貯蔵施設で28日、火災が起きていて、緊張が続いています。
ロシアは国内への攻撃を懸念していて1月にはモスクワ市中心部にある国防省の庁舎屋上や行政庁舎などに対空ミサイルシステムが設置されていることが確認されています。
今回のドローンとの関係は明らかではありませんが、ウクライナの国営軍事企業は1月、開発を進めている最大航続距離が1000キロの攻撃型ドローンについて、飛行試験に合格していることを明らかにしています。