台湾高速鉄道の新型車両導入 日本の企業連合が落札[2023/03/15 21:10]

 数年にわたって難航していた台湾高速鉄道の新型車両導入を巡る国際入札について、日立や東芝が作る日本の企業連合が落札しました。

 台湾高速鉄道株式会社は15日、新型車両の導入に向けた入札について、東芝や日立などが作る日本の企業連合が約1240億円で落札したと発表しました。

 台湾では2007年に日本の新幹線の技術を取り入れた高速鉄道が開業しました。

 その後、2020年前後から新型車両の導入に向けて国際入札が行われていましたが、金額面などで難航し、2度行われた入札は不調に終わっていました。

 中国やヨーロッパ製の車両も検討されるなかで今回、日本の企業連合が勝ち取った形です。

 この落札については、台湾メディアで「日本の車両を安く購入できた」とも報じられています。

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