仏政府 年金改革案を強行採択[2023/03/17 03:00]

 フランス政府は大規模なデモやストを呼び起こしている年金改革案について強権を発動し、強行採択しました。

 フランス政府は16日、年金の受給開始年齢を62歳から64歳に引き上げることを中心とした法案について、議会の投票なしで強制的に採択する措置を取りました。

 国民の反対が根強いなか、議会で否決されるリスクを回避した形です。

 集まった市民:「(政府のやり方には)驚きました。考えられるシナリオでしたが限界というか一線を越えたと感じました」

 野党は内閣不信任案を提出する方針で、可決されれば法案も否決されます。

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