仏議会で「内閣不信任案」否決 “年金改革”抗議デモ続く[2023/03/21 07:29]
フランス議会では、マクロン大統領肝煎り(きもいり)の年金改革法案の強行採択を巡り、出されていた内閣不信任案が否決されました。今後、法案に反対するデモが激しくなる可能性があります。
フランス国民議会で20日、野党から出された内閣不信任案が僅差で否決されました。
マクロン政権が先週、年金の受給開始年齢を62歳から64歳に引き上げる年金改革法案を強行採択したことを受け、提案されていました。
これで法案は採択されたとみなされますが、野党側は国民投票の実施を求めています。
フランスでは強行採択以降、連日デモが行われ、一部が暴徒化しています。
23日には大規模な抗議運動が呼び掛けられています。