北朝鮮・金与正氏が談話でウクライナを批判 「ロシアに打ち勝てる誇大妄想」[2023/04/01 23:02]
金正恩総書記の妹の与正(ヨジョン)氏が北朝鮮メディアを通じて談話を発表し、ウクライナが核保有を目指していると批判しました。
金与正氏の談話は、朝鮮中央通信を通じて1日に公開されました。
与正氏は、ウクライナがアメリカの核兵器配備や独自の核開発を画策していると主張し、「ロシアに打ち勝つことができるという誇大妄想症にかかり、生存を脅かす核惨禍を自ら招いている」と批判しました。
そのうえで「彼らが今のように核の妄想に執着するなら、むしろロシアの核照準圏の中で、より鮮明な目標になるだろう」と強調しています。
与正氏は1月にも「我々はいつもロシア軍と人民と同じ塹壕(ざんごう)に立っている」とする談話を発表し、ロシアとの連帯をアピールしています。