パリの電動キックボード、レンタル廃止へ 住民投票「ノン」[2023/04/03 10:13]
フランスのパリで電動キックボードの住民投票の結果を受けて、レンタルサービスが廃止される見通しとなりました。
20日にパリで行われた住民投票で電動キックボードのレンタルサービスへの反対が90%近くとなりました。
イダルゴ市長は結果を尊重するとしていて、業者が運営していたパリ市内でのサービスは8月末で終了する見通しです。
ただ投票率は8%にも満たなかったということで、今後、物議を醸しそうです。
デモやストが多いパリでは公共交通機関の代わりの手段などとしてレンタルキックボードは人気があり、1万5000台が置かれています。
一方で運転マナーの悪さも目立ち、去年、事故で3人が死亡するなどその危険性が指摘されていました。
路上への放置も問題となり、市長が住民投票の実施を決めていました。