フィンランド加盟、日韓が連携強化…NATO巡り北朝鮮メディア批判展開

　フィンランドがNATO＝北大西洋条約機構に加盟したことについて、北朝鮮メディアが「新たな災いを招く」と批判しました。

　朝鮮中央通信は7日、「NATO拡大は新たな災いを招く」と題された国際問題評論家の論評を公開しました。

　フィンランドの加盟について「ウクライナの事態が示すようにNATOの触手が伸びる場所ではいつも流血の惨劇が招かれる」と批判し、「反発は当然だ」とロシアへの協調を示しています。

　また、「NATO行きの切符を欲しがっているアジア太平洋地域の一部勢力」と日本や韓国を念頭に置いた主張も繰り広げ、「そこが決して幸福のすみかではなくアメリカの弾よけとして駆り出される戦場の塹壕（ざんごう）であることを肝に銘じるべきだ」とNATOとの連携を強める日本と韓国を批判しています。