「ロシア戦闘機が英偵察機を撃墜寸前だった」と米機密文書に記載[2023/04/10 15:17]

 ロシアの戦闘機が去年9月、クリミア沖でイギリスの偵察機を撃墜する寸前だった可能性があることが分かりました。

 アメリカのワシントン・ポストは9日、去年9月29日、ウクライナ南部クリミア沖で、ロシア軍の戦闘機Su27がイギリスの偵察機RC135にミサイルを発射し、撃墜する寸前だったことを示すアメリカの機密文書がSNS上に流出したと伝えました。

 また、機密文書には黒海上空での監視活動の詳細が記されているということです。

 イギリス国防省は当時、ロシア機によるミサイルの発射は「誤作動」だとして、撃墜寸前であったとは公表していません。

 ウクライナ情勢などに関するアメリカの機密文書がSNS上に流出したと見られる問題を巡っては、新たな文書が次々と確認されていて、国防総省や司法省が調査を進めています。

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