米でも“結婚できない人”急増 最大手ウェディングドレス販売会社が破産申請[2023/04/18 07:37]

 収入が少ないため日本と同様に結婚できない人が増えているアメリカで、最大手のウェディングドレス販売会社が破産申請しました。

 17日に破産申請したのはアメリカで結婚した女性の4人に1人がそのウェディングドレスに袖を通したといわれる、業界最大手のデイビッド・ブライダルです。

 民間の調査会社によると、アメリカの25歳から54歳までの全成人のうち、パートナーがいない割合は1990年から9%増え、2019年には38%を記録しました。

 パートナーがいない人の年収は、いる人よりも低くなっていて、経済的な理由から結婚できない人が多くなっています。

 破産申請した会社はこうした根本的な原因に加え、「結婚式で伝統的なドレスを選ばない人が増え、経営を悪化させた」としています。

(C) CABLE NEWS NETWORK 2023

こちらも読まれています